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生活習慣病の方の運動療法
A1)運動療法はストレス解消、肥満防止にも役立ちますが、高脂血症の方には中性脂肪(トリグリセリド)を減らし、HDL(善玉コレステロール)を増やす効果があります。
Q2)どのくらい運動したらよいの?
A2)医師と相談し、ご自身の生活や健康状態にあわせた運動の量や強度を設定し指導してもらうことが大切です。運動の強度は心拍数が目安になります。
運動の強度:最大酸素摂取量の約50%
心拍数(脈拍/分)=138 -(年齢÷2)となる強度
量・頻度:1日30分以上(できれば毎日)、週180分以上
Q3)どのくらい運動したらよいの?
A3)医師と相談し、ご自身の生活や健康状態にあわせた運動の量や強度を設定し指導してもらうことが大切です。運動の強度は心拍数が目安になります。
※ウォーキング(約60分、1日1万歩が理想)、軽いジョギング(約30分)
※軽いサイクリング(約60分)
※水泳(30分)、水中ウォーキング(約60分)
※テニスの練習(約40分)
※軽い体操(約70分)
〔避けた方が良い運動〕
無酸素運動(苦しいのを我慢して行う運動や息をこらえて行うような運動)は避けましょう。
血圧上昇を招く恐れがあります。
※高強度の筋力トレーニング、短距離走など
Q4)運動で気をつけることはなんですか?
A4)運動というとすぐにハードな運動をすることがいいと思って、無理な運動をしがちな方が多いようです。無理をしてしまうとかえって自分の力以上のことをやってしまい体を壊してしまうことになります。
一番大切なことは毎日楽しい気持ちで続けていくことです!!
怪我予防のために運動前のウォーミングアップや、運動後のクールダウン、軽い体操やストレッチを行いましょう。
体調や天気が悪いときはお休みしましょう。1日休んでも効果は持続します。早朝、深夜は運動を避けましょう。身体リズムをくるわせる原因になります。
Q5)病気によっては注意しなければいけないことはありますか?
A5)疾患別の注意点
◇高血圧
息をこらえてりきむような筋力トレーニングや寒冷時は血圧を著しく上昇させますので避けましょう。
◇高脂血症
激しい運動は避けましょう。不整脈や狭心症を誘発することがあります。また運動中に胸痛を感じたらすぐに中止し、かかりつけ医に相談しましょう。
◇糖尿病
空腹時の運動は低血糖を起こす危険性がありますので控えましょう。(砂糖やブドウ糖を携帯)
インスリンや経口血糖降下薬治療を受けている場合は特に、運動は食後1~3時間くらいの間に行いましょう。
◇肥満
足首、ひざ、腰に負担がかかる運動は避けましょう。