
乳幼児のころは感染症による気管支炎を起こすことが多く、3歳までに約30%が喘息様症状を経験し、そのうちの60%が6歳ころまでに喘息様症状は消失したという報告があります。
小児喘息はその半分近くが成人になるまでに発作が起きなくなるといわれます。しかしそのように成人になって発作が起きなくなった後にも、喫煙、飲酒、生活習慣の変化、転居、就職、妊娠や出産、心理的ストレスなどを契機に再燃することもよく経験されます。
また成人の喘息はその10%程度が発作から解放されるといわれていますが、喘息治療を積極的に行ってきたこととこの寛解に関係があるといわれています。ここ10年の治療の進歩により今後さらに寛解にいたる患者が増える可能性があります。